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ITマーケティング (ハーバード・ビジネス・レビュー・ブックス)
価格:¥ 2,310
ジェームズ H. ギルモア(編集),2世,B.ジョセフ パイン(編集),James H. Gilmore(原著),2,B.Joseph Pine(原著)
おすすめ度
ジェームズ H. ギルモア(編集),2世,B.ジョセフ パイン(編集),James H. Gilmore(原著),2,B.Joseph Pine(原著)
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マス・カスタマイゼーション戦略を短時間で・・・
この本には、まず注意を要する。「ITマーケティング」という書名が間違っている。英文タイトルは「Martkets of one」であり、明らかにITの話ではないし、紙面も割かれていない。おそらく、中身をよく知らない編集者が売れると思って、つけたのだろう。
さて、中身であるが、パインとギルモアの「経験経済」、ペパーズの「ワン・トゥ・ワン・マーケティング」、そしてシャピロとバリアンの「ネットワーク経済の法則」を短くした論文が入っており、これ一冊でマス・カスタマイゼーション戦略の骨子がわかる。
ハーバード・ビジネス・レビュー紙はビジネスマン向けに書かれており、とくに難しい内容というわけではない。近年のコモディティ化に対応するためのマーケティング戦略であるので、製品・サービスの開発者・担当者は一読するに値するといえるだろう。


世界最先端のマーケティング理論
ハーバード・ビジネス・スクールの機関誌「Harvard Business Review」の良いとこどりを目指して編集されたもので、そういった意味では世界最先端のマーケティング理論といえるだろう。ただし内容は主にマス・カスタマイゼーションやバージョニングの戦略に終始しており、書名の「ITマーケティング」全般を網羅したものとは考えない方が良い。 印象的なのは多くの著者が顧客一人ひとりが市場を形づくっていると言及している点で、マス・マーケティングに傾倒しすぎたアメリカの顧客重視経営の回帰現象を顕著に表しているものであろう。経営学を学んできた人のCRMの入門書としては良いかもしれないが、やはり一般人には難しすぎる感は否めない。


