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ヴェニスの商人
OFF:¥ 713(18%)
出演:アル・パチーノ,ジェレミー・アイアンズ,ジョセフ・ファインズ,リン・コリンズ
おすすめ度
彼は、勤勉で真面目な男なのに、
皆から見下され、ツバを吐かれ、
尊厳を奪われ、改宗まで迫られる。
「(ユダヤ人だって)
あんた達と同じ人間なんだ!」
アル・パチーノが素晴らしすぎて、
他の役者たちが霞んでしまった。
今まで私は、こんなにも心に痛い
シャイロックを観たことがなかった。
結末を素直に受け止めるのは難しい。
この世は不公平なんだとつくづく思う。
哀れな金貸し、シャイロックの
悲しみを秘めた瞳が忘れられない・・。
戯曲の映画化。
そもそも原作は喜劇用の戯曲である。確かにアントーニオの視点から見ると、
これほどまでに愉快な喜劇はないかもしれない。しかしながら、本作では
シャイロックを軸に物語が構成されており、ユダヤ人として抑圧されてきた
怒りや憎しみ、そして何もかもを奪われてしまった途方もない悲しみを描いた
悲劇と感じ取ることができる。物語がシンプルなだけに、描かれる人物の
視点によって喜劇にも悲劇にも捉えることができるということを容易に理解
できるのではなかろうか。
演技に高い評価を得てきたアル・パチーノが、見事に非情な高利貸し屋を体現
している。リチャード三世を題材にした『リチャードを探して』(96年)を
彼自身が監督したこともあり、シェイクスピア作品に対する見識の高さは自他
共に認めるところ。法廷シーンで形勢が逆転した際の演技、ラストで全てを
失った際の空虚な姿、これらを表現できる俳優は彼以外に見当たらないと思う。
繁栄を極めた16世紀のベニスのセットや衣装などの美術にも注目したい。 
作中最高の美貌と教養と清らかさをを誇ったポーシャも現代的に描いてみせます。ポーシャの「慈悲」という言葉とは裏腹に彼女の恋の駆け引きは決して美しくは描かれていません。
この作品はとても新鮮な驚きでした。特筆すべきはやはりアル・パチーノの「いわれなき差別・無慈悲」というものへの「怒り」の演技でした。素晴らしかったです。

でも面白かったです。
単純なストーリーですが、シェイクスピアっぽいなあと思いました。
中世っぽいイタリアの街並みとか衣装とかは見物だと思います。

友人バッサーニオが大富豪ボーニャに求婚するための資金を得るため
ユダヤ人の高利貸シャイロックから金を借りる。
そして、シャイロックが担保として要求したのは
アントーニオの身体の肉1ポンド。
金よりも、自分達ユダヤ教徒をバカにする者の
哀れな姿が見たいという、シャイロック。
重い映画だった。
人間のエゴを、見せつけられているようでした。
こんなのも、あります。あんなのも、あります。まだまだ、あります。
と言う風に、次から次へと・・・
おかげで、シェイクスピアは、人間観察の達人ということが分かりました。

