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燃えよ剣(10)

燃えよ剣(10)
価格:¥ 5,250
出演:栗塚旭,島田順司
おすすめ度
歴史は繰り返す
関が原の戦いは、天下分け目と言われたが、謀略と裏切りの中で勝敗は決した。敗者となった薩摩・長州は、臥薪嘗胆、その後の280年という時を経て、ついに徳川を倒す時機をつかむ。だがその歳月は、かつて勝者の側に立った徳川の武力基盤である御三家、譜代大名、旗本八万旗を、およそ戦力とは程遠い惰弱なものにしていた。彼らは時勢をみ、敗者になることを恐れ、堂々と裏切りの道を選ぶ。実に歴史は繰り返される。 そのような、まさに封建制度が崩れようとする時、徳川を支えようとしたのは百姓や最下級の武士であった。これも歴史の皮肉である。朝敵になることを恐れ、将軍自らその地位を投げ出す中で、彼ら新選組が守ろうとしたものは何だったのだろう。それは、幕府でも、時代でも、ましてや徳川ではおよそなく、節義を貫く、つまり徳川280年の歳月が作り上げた「武士道」という純粋培養された人間の精神のありようだったのだろう。誠に凄絶としか言いようがない。

「第19話 砲声」 慶応3年12月、新選組は伏見奉行所に本陣を置く。隊士はわずか60余名になっていた。近藤は二条城へ出かけるが、高台寺党の残党に狙撃され、重症を負う。必死に痛みと戦う近藤の耳に入るのは、新選組という文字を一顧だにせず長州軍が数門の大砲を引いて奉行所前を通る足音である。近藤の姿が痛々しく、それが新選組の落日を象徴的に表す。会津砲兵隊が援軍として到着、明けて1月3日、戦火の火蓋は切られた。

「第20話 炎の戦陣」 井上源三郎の死、山崎の負傷。大阪へ後退する新選組。戦死者を川原で荼毘に付すシーンは本当に悲しい。永倉の活躍にひと時、心がなごむ。

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