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キャラクターとストーリーに重点を置いた資料本

資料本、と言い切るには少々情報が少ないかもしれませんが、キャストや脚本家、プロデューサーによる個々のキャラクターやストーリーについての言及はＴＶ、映画を観ただけでは判らないことが見えてきた気がしました。登場人物と物語が多岐にわたる555の世界を判りやすく時間経過ごとにまとめてあったり、細かい用語集があったのも興味深かったです。それと、謎は結局謎のまま。という声をよく聞きますが、ようするに創り手側にとってはそれは謎ではなかった。というオチだったんではないかと、この本を読んで思いました。そこに私は製作側と視聴者とのズレを感じてしまったので星四つ。

写真が満載。

本が薄いのが残念ですが、テレビを見ている人には卒業アルバムみたいなもので、良い本だとおもいます。

９１３

最高です！５５５のストーリーは見れば見るほどおもしろく、そして読めば読むほど奥がふかいです。最近平成ライダーになった方やそれまでのファンのかたにもオススメの一冊です。

謎解きには期待しないこと

555の出来事を丁寧に整理していますが、謎解きについては出演者や脚本家のインタビュー記事で少々触れられている程度です。（なぜ塾が地下にあるのか、王はあの後どうなるか）私は謎解きに期待して衝動的に手を出しましたが、後悔しています‥

俺も戦う…人間として…ファイズとして！

平成仮面ライダー５部作の４作目となる「仮面ライダー555」の集大成本。運命に翻弄されながら夢を探す青年の大叙事詩。ある時は信じ、ある時は裏切られ、ある時は誰かのために戦う。時間軸の違う別世界を描いた劇場版も話題になりましたが、ベースはテレビシリーズなので、劇場版を見て555を知った人はテレビ版も補完する必要があります。キャラ、武器、オルフェノク、勢力図、残された謎（←これが一番重要）…オンドゥル…もとい、ブレイドが始まってしまった今でも555が大好きな方、ご一読ください。