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MADLAXの世界が見事に表現されています

この盤を聴くと、梶浦さんが南里侑香の歌声にほれ込んでユニットを組んだ意味がよくわかります。透明で清潔感がありながら、激しく情熱あふれる歌唱もできる南里侑香さんは、梶浦さんにとって自分の音楽を表現できる最高の楽器なのではないでしょうか。 特にMADLAXのような、激しいアクションの中にも透明な悲しみを漂わせて歌える歌手は少ないと思います。 「英語の発音が...」という評価がありましたが、発音がどうのというレベルの話をせず、彼女の歌声のもつ、歌の世界へ聴衆を引き込む力こそ正当に評価されるべきと思います。 あとopがテレビサイズですが、これはサントラでは一般的なことですので、特に減点しませんでした。

ヤンマーニ、ヤイヤイ

梶浦由記さんの素晴らしい音楽で、nowhereと瞳の欠片が特に良い感じです。でも瞳の欠片がTVサイズなのは残念ですがアニメのOPと凄くマッチして梶浦由記さんはセンスは抜群です。

ネタバレしないために。

本作品内でとりわけ頻繁に使用される曲が凝縮されているのがこちらのサントラ。基本編。元気になれます。滋養強壮。ビタミン剤。バートン家のお嬢様が表紙のサントラⅡは、もっぱらこのアニメの病気になってしまった人が（私）コアに悦ぶ為のもの。応用編？いやいや。地獄変です。むしろ不健康。隔離病棟。サナトリウム。MADLAXを聴きたい！と思ったらまずこちら（Ⅰ）から。ヤンマーニヤイヤイしたい方もこちら。瞳の欠片（TV SIZE）が好きな方もこちら。主要な登場人物のテーマ曲が訊きたい方もこちら。（しかしマドさんは仲間外れ）何事も基礎が大切。ピアノで云ったらバイエルのようなものですね。これを買った後にⅡを聴いて、曲の配置だけ聞いて悦に入れるようになれば、あなたもめでたく末期症状です笑。･････ところで。Ⅰをお買いになられる方の中には、まだ未見で曲だけ覗いてみたけどアニメの鑑賞も考えている方、あるいは後半以降は未見で、これからさしかかるラストに備えてお買い上げを考えている、そんな方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。そんなあなたに警告。このサントラのレヴューを全て見てはいけません。ストーリーの最後の最後、一番の見所であり感動どころと云ってもいい箇所の、尋常じゃないネタバレがあります。好きなアニメで新鮮な感動を得られるのは、人生で一度きり。ネタバレの悔しさは一生取り戻せません。見れば確実に感動が潰されてしまいますので、お嫌いな方はアニメを全話見てからレヴューを遡っていきましょう。全話見た後なら全く問題ありません。私は２０話観終わった時点で、ページを覗いた時期が時期だけに記録を遡ることもなくモロに見てしまい、泣いて後悔しました。初めてアニメで泣いた理由がこれ？自己責任とは云え･･･････････悲しすぎる･･････････････････････

アニメサントラとしては一流だが、梶浦由記のアルバムとしては微妙

アニメのサントラとしては、これ程のモノはそうざらには無いでしょう。素晴らしいです。ですが、「梶浦由記」のアルバムとしては不満が残る内容。理由は収録されているボーカル曲。マーガレットのテーマ等にF.J.Yuukaを起用しているのですが、外国語の歌詞なのに発音は日本人丸出しで、歌い方もアニメ声で媚びた感じ。ガンダムの挿入歌が売れているのに目を付けたアニメ制作者サイドの意向による所が大きい様にも見受けられますが、非常に残念です。ただ「アニメ音楽」ならこれでも十分ですが、できれば「FICTION」に収録されている様な、海外で販売されても認められる曲作りをして欲しいです。

素敵です。

アニメを見て勢いで購入しましたがどの音楽も不思議な世界観が出ているものばかりでかなり素敵でした。私にしては珍しく何度も聴きましたが未だに飽きません。むしろ何回も聴くことによってさらに音楽の深みが見えてくる(?)感じです。この作品をまったく知らない方にもかなりお勧めできます。