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キャプテン翼 THE MOVIE VOL.1

キャプテン翼 THE MOVIE VOL.1
価格:¥ 4,725
出演:小粥よう子,山田栄子,橋本晃一,丸山裕子
おすすめ度
岬太郎は行方不明?日本のピンチを救った救世主はフィールドの・・・
 人気スポーツ漫画「キャプテン翼」の劇場公開映画の第1弾。「ヨーロッパ大決戦」(1985年7月13日)と「危うし!全日本Jr.」(同年12月21日)の二本が収録。シュナイダー、ピエール、スティーブらヨーロッパのスター選手との熱戦が展開される。時期的には中学生編の最中の作品であり、ふらのとの準決勝戦の後に倒れこんだ翼が寝言で呟いたのが、「シュナイダー!!」だったことは指摘しておこう。翼は夢の中でこの「ヨーロッパ大決戦」を思い出していたわけだ。

 但し、劇場公開作品というわりにはあっさりとした試合展開であり、いまひとつ迫力がない。全日本メンバーに次藤や早田はいない。日本チームを「なめていた」ヨーロッパが試合途中で覚醒するシナリオや、試合後の翼とシュナイダーとの爽やかな握手は微笑ましいが。後半の映画は、今度は試合開催地が日本ということで、ヨーロッパの選手が雪辱を晴らしに乗り込んでいるという設定である。この作品で残念なのは、若林と日向は途中からなんとか試合出場に漕ぎ着けたが、翼のパートナー岬君がなんと「行方不明」となっていたことだ。結局、この点は最後まで分からずじまいであった。

 若林と小次郎が途中参戦して、守備と攻撃の要は万全かと思いきや、やはり攻撃の拠点となる翼のアシスト役がいないというのが難点であった。残り時間5分という時点で登場し、翼のパートナー役になったのが「フィールドの貴公子」である三杉淳君であった。彼は延長戦の計10分にもフルで参加し(10分という制限時間を越えて)、翼との見事な連携、そして正確無比なラストパスを送る。見所は若林とシュナイダーとの勝負とあわせ、この珍しくそして贅沢でもあるシーンだろう。翼と三杉のコンビ―何と称したらよいか―はたしかに新鮮であった。三杉は岬の代役としては申し分のない存在だが、岬君のいない全日本は寂しい。逆からみれば、岬君の価値は更に高まったのだ。

これが欲しかったんです
公開当時映画館に女子中高生が押しかけたというエピソードがある「キャプ翼」の映画ですが、今だから話せますが、映画が見たくても中3と言うナーバスな時期で、お金もなかったし見に行くことができなくて4年後にビデオデッキを買ったと同時にレンタルしてまで見ました。

内容は「ヨーロッパ大決戦」「危うし!全日本Jr.」で、ビデオで買った人も多いと思いますが、2作入りでこの価格はお値打ちです。

ポストカードの特典もうれしいです。当時キャプ翼に燃えて(萌えて?)いた女の子に見て欲しいです。

長年待っていた劇場版C翼
 この作品はC翼TV放送の2年目に公開されたもので、東映制作ではないのにかかわらず、当時の東映まんがまつりのメインとなった作品でした。
 特に「ヨーロッパ大決戦」はたいへん出来の良いものです。オールスターながらキャラクターごとの個性の書き分けが上手く、外国人ライバルのかっこよさ、さらにBGMの新曲の追加など、物語も演出もファンから見ても納得の内容でした。
 公開当時、女子高生が大挙して映画館におしかけ、映画関係者を驚かせました。たしか7月中旬ごろの公開で、当時の新宿の東映ではパラス2・3で9月末まで上映、秋には即座にビデオが発売された超ヒット作です。

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