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造り蔵・・・玉那覇酒造所(沖縄) (原材料・・・米麹)(アルコール度数・・・30度) ★★遠くはメソポタミア文明から★★沖縄ゆかりのお酒、泡盛。太古のメソポタミア文明で蒸留の技術が確立され、長い年月をかけて沖縄に伝えられてきた、ロマン溢れるお酒です。蒸留の歴史はまさに世界のお酒の歴史です。フランスの「ブランデー」やスコットランドの「スコッチウイスキー」、スカンジナビアの「アクアヴィット」、ロシアの「ウォッカ」や果ては韓国の「焼酎」。蒸留の技術は世界に素晴らしい銘酒を生み出した、お酒好きにはなくてはならないものです。沖縄に蒸留酒が伝来したのは、タイから15世紀に「泡盛」として伝わったのが最初とされています。その影響か、原料の米にはタイ米が使用されます。芋焼酎や麦焼酎は二次仕込で仕込まれますが、泡盛は一次仕込のみで造られます。その為、仕込の期間も10日〜14日と、本格焼酎に比べて比較的短いのが特徴でございます。それに加えて麹も黒麹、原料も同じもので仕込まれるので、蔵元の味わいに大差はないのではと思うのですが、ポイントは沖縄のそれぞれの風土に根付いた仕込水。水の違いが各蔵元の泡盛に個性を与え、南国沖縄の、琉球時代から造られ続ける伝統が今に続いているというわけです。沖縄の伝統の味を、是非ご堪能いただければと思います。★★夫婦で仕込む石垣島最古の泡盛★★泡盛「たまのつゆ30度」は、沖縄県の離島「石垣島」の玉那覇酒造所さんで仕込まれる泡盛でございます。玉那覇酒造所さんは、八重山地方で最古の酒造所です。玉那覇家は琉球の頃より続く名家でしたが、太平洋戦争によりすべてを失い、その後の相次ぐ苦難を乗り越えて、現在は夫婦2人で頑なに手造りにこだわり、泡盛「たまのつゆ」を少量ですが、丁寧に仕込み続ける石垣島の蔵元さんでございます。常温で濾過することにより、玉那覇酒造所の長年培ってきた独特のクセが出ていて、通好みの旨味溢れる味わいをお楽しみいただけます。まずはストレートでその味わいをご堪能ください。